ヤチムンを買いにぷらぷら

yachimun_kyouhan-075読谷村でヤチムンを買うなら、作家さんの工房やギャラリーを一軒ずつ訪ねるのも楽しいが、一度にいろんなものを見たいというなら、国道58号線沿いの「読谷村共同販売センター」に行こう。

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村内の工房の作品が豊富に揃っていて、伝統的なヤチムンからモダンなデザインのヤチムンまで多種多様に選べる。知識豊富なスタッフに相談すれば、用途・予算にあわせた贈り物選びや、意外な柄の組み合わせ、人気の作品などを教えてもらえる。特にセンターのオープン時からここで働く上地清美さんは読谷のヤチムンに詳しく、時には作品作りに迷う作家さんの相談に乗ることもあるそうだ。上地さんによれば、ヤチムンを選ぶコツは自分の直感に従うこと。同じように見えても手触りや大きさが微妙に違うので手にとって選ぶことが大切なのだという。村内では年に数回、陶器市を開催しており、そこでは割引サービスもあるのでヤチムン好きならぜひ行ってみたい。

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また、いくつかの工房には売店も併設されているので、そこでじっくりお気に入りの作家の作品を選べるのも読谷村ならでは。同じ窯のヤチムンをまとめて扱う売店もあり、大嶺實清氏、山田真萬氏、玉元輝政氏、金城明光氏らの工房の作品を扱う「読谷山窯共同売店」や松田米司氏、松田共司氏、宮城正享氏、與那原正守氏らの工房作品を扱う「北窯売店」などがあげられる。また、「Gala青い海」、「体験王国むら咲むら」といった村内の観光施設内の売店でもヤチムンは購入可能だ。ヤチムンは選ぶ過程も楽しみのうち。きっとお気に入りの一品が見つかるはず。